肩こり、腰痛症。訪問・在宅・往診マッサージ・はりきゅう・リハビリ。交通事故。骨盤矯正。大阪市生野区。天王寺区。東成区。平野区。東住吉区。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症(腰部)
  正常な状態    狭くなった状態

 各脊椎は椎体と椎弓で構成され、その間に脊柱管があります。腰部脊柱管には、脊髄・馬尾(ばび)という神経が通っています。図1が正常な状態ですが、何らかの原因で、図2のように脊柱管が狭くなると、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されます。そのことで腰痛や下肢の痺れなどをおこしている状態のことをいいます。。
50・60歳代~70歳代までの方々に、多く発症する傾向にあります。
臨床症状
1. 間歇性跛行(かんけつせいはこう)が最も特徴的です。
最初は普通に歩けますが、5~10分くらいで、下肢に痛みや痺れが出て歩けなくなります。ひどい例だと、50~300m程度進むことさえも困難になってきます。ただ、しばらく腰を折り曲げてしゃがみ込むと脊柱管の圧迫が一時的に解消するため、短時間の休憩で再び歩けるようになります。
 また、自転車はいくらでもこげて乗れるが、しかし歩けないという例も多いです。
2. 腰痛
3. 下肢症状
 坐骨神経・大腿神経領域の下肢痛、しびれ、冷感、脱力感など 
4.  その他
 症状が進行すると、膀胱直腸障害(排尿、排便の障害)、陰部灼熱感などが出現することもあります。

治療法
 当院では、脊柱管を広げるストレッチなどの運動療法や、腰部の筋過緊張を緩め血行を良くする手技および、適切な物理療法を行なっています。いわゆる「保存療法」です。
 圧迫されて働きの悪くなった神経に、効果的にアプローチしていきます。
 プロスタグランジン製剤などの服用により血流を改善する効果を狙う方法や、ブロック注射、さらには最終手段として「手術」がありますが、このあたりは整形外科医師の範囲になります。

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